うつ病のフリしてる？嘘を見抜く方法

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近年、うつ病などメンタル不調を原因に休職する人が増えています。

実際に、筆者もうつ病で休職した経験があります。

働けないくらい重症の方もいますが、そんな世間の雰囲気に乗っかり、うつ病だと嘘をついてわざと会社を休もうとする人がいるようです。

会社側や上司からしたら、部下が本当にうつ病で苦しんでいるか、うつ病だと嘘をついているのか気になるところでしょう。

うつ病だと嘘をついている人を見抜く方法

うつ病であるかを判断するためのポイントをお話していきます。

普段の何気ない社員の言動や行動の中にも、うつ病のサインが隠されているかもしれませんよ。

本当に些細なことからでも見えてくるので確かめてみましょう。

・遅刻・欠勤が増えていないか

最近、遅刻や欠勤を繰り返すような社員がいればそれはうつ病のサインと言えます。
気持ちが安定せず、出社しようと思っても体が思うように動かないなどの症状が見られるからです。

・服装の乱れ・お風呂に入っているか

服装の乱れや髭の伸びっぱなし、髪の毛の乱れやフケ、体臭などもうつ病を抱えているサインと言えます。
自分のことで頭がいっぱいになりすぎて、清潔感や見た目、他人からどう見られるかなどの気配りをする余裕がなくなるからです。

・笑顔はあるか

特にあいさつをしたときに声は大きく聞こえても、顔の表情が沈んでいたり目が死んでいる状態であればうつ病の可能性があります。
顔の表情はその人の今の気持ちがはっきり出やすい場所なので確認してみるといいでしょう。

・過度な自己申告をしていないか

など、うつ病の症状である不眠や食欲不振などの相談が、もし社員から出た場合はうつ病の初期症状の可能性が高いです。

ただし、仕事をやりたくないことや、仕事の不満を言っている場合は、単純に仕事が嫌いなだけでうつ病というわけではないかもしれません。

・今までできていたことができなくなっていないか

具体的には今まで普通にできていた仕事でも、何度もミスを繰り返したり、仕事が進まなくなったりすることです。

なんであんなところでミスを？と感じたら少し疑ってみてもいいかもしれません。
精神の不安定で仕事に集中できない、または仕事をする気力がなくなっていたり、自信がなくなり仕事に手をつけられなくなるのが原因です。

・体重の増減が激しくないか

うつ病は体重の増減にも大きな影響を及ばします。

今までふくよかだった人が、急にやせているように見え、顔がげっそりしていたり、逆に短期間で急に太ってしまう人もいます。
うつ病の症状である食欲不振やストレスによる過食などが、体重の増減の原因です。

うつ病だと嘘をついている？表情を観察して見抜く

しかし中にはうつ病と言いながら、単純に会社に行きたくない、仕事をしたくないという理由で嘘をつく社員もいるでしょう。

本当にうつ病なのかどうかを見抜くとき、一番分かりやすいのが表情です。

特にその中でも相手の目をよく見てみて下さい。

本人はうつ病と報告しながら、目が大きく見開いていたり、明るい状態になりながら言っていれば、本当かどうか疑う余地はあるでしょう。

逆に目がきちんと見開いていない、目線が合わないなどの状態になっているならばうつ病の可能性が高いかもしれません。

すぐに嘘を見抜きたければ診察をすすめよう

もちろん表情だけではうつ病かどうかを判断できないので、精神科などの病院で診察してもらうことを社員に伝えましょう。

実際にいったかどうかの診断書や飲んでいる薬などを持ってきてもらい、本当にうつ病と診断されたかを確認します。

うつ病と診断された以上は、会社側は休暇を与えたり、勤務時間の配慮や仕事内容の変更などを考えていく必要があります。

→休職診断書のもらい方【実体験をもとに解説します】



休職中の生活費が心配な方は、下記傷病手当金についての記事をご覧ください。

→【退職前】傷病手当金申請方法まとめ

まとめ

本人が本当にうつ病かどうかを知るには、一番いいのが病院に行って診断書をもらってきてもらうことです。

やはり信頼できる医者に判断を下してもらう方がもちろん賢明です。