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こんにちは。るーじゅです。
うつ病はストレス社会で生きる現代人にとって身近な病気となっています。
不安や焦り、食欲不振や睡眠不調などはよく知られた症状でうつ病の患者さんの多くがかかります。
しかし、うつ病の方で寝れない人もいれば反対に睡眠過多になってしまう人もいるようです。
うつ病により寝すぎてしまう、いうのはなかなか想像がつきにくい、不思議な感じがしますよね。
筆者もうつ病患者なんですが、実際に睡眠過多の症状が出ています。寝ても寝ても眠い…。
そこで今回は、うつ病による睡眠過多についてとその治療方法について解説していきます。
うつ病で睡眠過多になる人は多い
近年うつ病による睡眠過多を抱える人は増えています。
主な原因としては、自律神経の乱れによる眠りの質の変化です。
日ごろのストレスで自律神経に異常が生じ、睡眠時に浅い眠りになってしまうのです。
起きてもすっきりせず、眠気を残したままの状態になってしまい一日中ずっと眠いと感じてしまうようです。
その結果、仕事に集中できなかったり、日中気が付くとそのまま寝ていたなんてことが頻繁に起きるようです。
浅い眠りがずっと続くと、心身の不調を起こしやすくなりうつ病が悪化してしまうこともあるので、心当たりがある方は注意しましょう。
私は浅い眠りの時に限って昔いじめられてた頃の夢を見たりします。悪夢…
睡眠過多の症状が起こりやすいうつ病の種類
・躁うつ病
別名双極性うつ病とも呼ばれ、テンションが異常に高い時と、憂鬱で気分がものすごく落ち込む状態を交互に繰り返すタイプです。
気分の状態によって睡眠状態に大きな変化が起きやすいです。
気分が高揚しているときは寝ないで徹夜をしやすくなりますが、憂鬱状態に入ると動きたくなくなりずっと寝ている状態になりやすいです。
睡眠時間が不規則になり、生活リズムが狂うのでさらに症状を悪化させます。
ただ、うつ病になると深夜に目が冴えてしまうことが多いです。できるだけ早めに寝られると良いですね。
・非定型うつ病
特に若い女性に見られやすく、通常のうつ病よりも気分の変動が激しいのが特徴です。
楽しいことやうれしいことがあるとものすごく気分がよくなるのですが、仕事など嫌な場面に出くわすと突然暗くなり、うつの症状が出始めてしまいます。
時間帯にも影響され、夕方から夜にかけて急に憂鬱になりやすいです。
他にも過食や睡眠過多の症状があっても、普段はうつの症状が出ないこともあるので、周囲の人間に気付かれにくい特徴もあります。
ちなみに私はうつ病になってからごはんが食べられず体重が減りました。うつ病は食事をとりすぎる、食事がとれても吐いてしまうなどで体重に大きく変化があることも多いです。
・冬季うつ病
その名の通り、秋から冬にかけて気持ちが落ち込み無気力になりやすいうつ病です。
脳内の神経伝達物質のうち、気持ちの安定、幸せや楽しさを感じさせるホルモンとしてセロトニンがあります。
セロトニンは日光を浴びることで作られやすくなりますが、冬になると日照時間が減少するため、セロトニンの分泌量が減ってうつの症状がでやすくなります。
こちらも過食や寒さで布団から出にくいため睡眠過多の症状も出ます。
うつ病で睡眠過多になる症状の治療方法は?
一番大切なのが、生活習慣を見直すことです。
特に睡眠時間の不規則がうつ病を悪化させる原因ですので、夜更かしを避けて早寝早起きをこころがけ、できるだけ同じ時間に寝て同じ時間を起きるようにしましょう。
夜寝れなくても、電気を消して布団に入っている状態にしておくのもポイントです。
タンパク質やビタミンなど栄養バランスのとれた食事もしっかりとるようにしましょう。
もう一つ大切なのが、
セロトニンの分泌を促すため、積極的に日光を浴びることです。
朝起きたらカーテンを開けて日光の光を浴びてみるのもいいでしょう。
また運動することで日ごろのストレスを解消する役割もあります。
外に出て太陽の光を浴びながらジョギングや散歩をしてみるとセロトニンの分泌も増えより効果的になります。
まとめ
睡眠過多は、割と色々なタイプのうつ病に見られやすい症状です。
現代人にとって、切っても切り離せない病気となっていますので、もしこの症状が出たら甘く見ず精神科などの病院へ行くことをおすすめします。
生活習慣の見直しなど自分でできる治療方法もありますので、実践していくようにしましょう!